「多様性を認める」の意味は? | オンライン研修、オンラインチームビルディングの組織文化Lab  

オンライン研修、オンラインチームビルディングの組織文化Labオンライン研修、オンラインチームビルディングの組織文化Lab

column組織文化コラム

ホーム組織文化コラム「多様性を認める」の意味は?
しだれ桜

「多様性を認める」の意味は?

1分コラム さぁ明日を元気に! Vol.224

「つべこべ言うな。言うことを聞け。」

と、小さいころ言われて育ってきた私の年代とは違い、今は人それぞれの個性を認めよう、言い換えれば人の「多様性」を認めようという考えが当たり前になっています。社会の変化の速さや不確かさも「多様性」を尊重しようという考えを推しているように思います。

この「多様性」を認めるということは、みんなそれぞれの考えが違うということを認めることであって、その違いが必ず受け入れられるということではないことを理解する必要があります。

多くの人が所属する会社などの組織で、メンバーそれぞれの違いを全て受け入れることは不可能です。「多様性」の尊重に違和感を覚える方もいますが、その方は、もしかすると「多様性」を“何でもあり”的な考えに捉えていて、違和感を覚えるのかもしれません。

会社のメンバーは、その人それぞれの人生で多くの違った経験をして、その人なりに導かれた正義や考えをもっています。そして、そのそれぞれが、それぞれ正解であるということを認めることが大切です。これが「多様性」を認めるということです。そのためには、相手の考えを聞く姿勢がとても必要になります。

この「多様性」を認めたうえで、会社が一つになって進んでいくためには、1つ上の上位概念を設定することが必要です。その上位概念からみて最適なものを選択していくことで、受け入れられなかったとしてもメンバーに納得感が得られます。

そして、会社の中でいちばん上にある上位概念は、“ビジョン”です。会社が社会の中でどのようにありたいのかということです。このビジョンから見て最適なものを常に選択することで、自分とは違う意見の時であっても、会社のメンバーにも納得感が生まれます。

会社にとってメンバーの“ビジョン”の共有がいかに大切かが分かりますね!

今すぐ、
組織文化を見直そう。