1分コラム さぁ明日を元気に! Vol.220
ビジネスの場面では特に「簡潔」であることが求められます。
残念ながら、説明を聞いていて「何が言いたいのか分からない」と思ったり、話しのゴールが見えず話しを遮りたくなってしまうことが多くあります。このような説明をしてしまう人の特徴として、
①説明が自分目線である
②話しがいつ終わるか分からないまま進む
③制限時間をあまり考えず、時系列に同じペースで話す
があるように思います。特に時間が限られた中で行われるビジネスの場面では、このような場面は極力避けるべきです。
簡潔に説明をするために必要なことは、3つ。
1、「結局結論は何なのか」を事前に考えておく
出来れば一言に近い言葉で伝えられるように、説明内容を事前に自分の中でまとめておくこと
2、相手の立場に立つこと
相手は、説明をする側が何を希望しているのかを早く知りたいはずです。出来るだけ早くこちらの希望を伝えることが大切です。そうすることで、聞いている側のストレスは軽減されます。
3、重要な点から話す
ビジネスの場面では、いつ何が起きるか分かりません。急に、打ち合わせが中断される可能性もあります。限られた時間の中で、時系列に話すのではなく、重要なことから伝えるようにすることを心がけておくことは必要です。
「簡潔に説明すること」によって、相手に思いが伝わりやすくなります。言い切ることは慣れないとためらいがちですが、事前の準備で思考を整理しておくことで十分に対応できます。
独りよがりな「自社や自分のお披露目会」になってしまわないように、しっかりと準備して臨みたいですね。