1分コラム さぁ明日を元気に! Vol.209
「他人に対して感じる苛立ちや不快感は、自分がどんな人間なのかを教えてくれる」
心理学者のユングはこのような格言を残しています。
自分の中の嫌いな部分を、目の前で他人から見せられるため、より苛立ちや不快感を覚えてしまうのです。
自分の中の嫌いな部分を、私たちはたいてい見て見ぬふりをしたり、忘れてしまったりします。
他人に対して苛立ちや不快感を、自分が嫌だと思っている自分の側面なのだと考えると、従来とは違った見方ができると思います。
「また、あの人は失敗をごまかそうとしている」
「あの人は、いつも締め切りを守らない」
など、苛立ちや不快感を感じたら、
このような部分は自分の中にもあり、
それをとても嫌だと思い自分で修正して行動しようとしているのだなと考える。
自分が何に高い価値を置いているのか、自分を理解するきっかけのひとつになるかもしれませんね。
この記事を書いた人
遠藤 直哉