1分コラム さぁ明日を元気に! Vol.208
『QOL(クオリティオブライフ)経営』
が、クローズアップされています。
企業経営の進展が働く人や顧客、
取り巻く人々の生活の質を高め、
地域社会の発展と共存できるような経営を意味しています。
この視点の中で特徴的なことは、
“働く人”の生活の質も高めようとしている点にあると思います。
かつて、社員は会社の利益を生み出すための歯車でした。
歯車の幸せ、充実した生活は、会社の利益を上げることで実現するという考え方でした。
ノルマを達成するため、全てを投げ打って取り組むことが求められました。
その結果、家族や友人、健康など、仕事と並んで人生で大切なものを失ってしまうことすらありました。
今、社会は大きく変化しています。
社員が歯車であるという認識は少なくなり、経営に「QOL」が意識されるまでになりました。
「QOL経営」を実現させるためには、一人ひとりが
何に“幸せ”を感じるのかに気づき、
会社がその“気づき”に耳を傾けることだと思います。
簡単なようで難しい作業です。
自分で見つけることができなければ、尊敬できる先輩に相談してみたら、大切な何かに気づけるかもしれませんね。
この記事を書いた人
遠藤 直哉