日本を元気にする!運動会屋遠藤のつぶやき Vol.181
色々な困難に遭遇することが多くあります。
その時、「なんとかなる」と考える人と「なんとかする」と考える人がいます。
どちらが正しいということではなく、どちらも正しく必要な姿勢です。言葉から感じるイメージとして、「なんとかなる」と考える人は“消極的”なイメージがあります。他方、「なんとかする」と考える人は“積極的”なイメージがあります。
例えば、責任感が強い人は努力しても成果が出ない時、こんな状況ではダメだと考えて更に努力をします。なんとかするためには、ものすごくパワーが必要です。その結果、自分が削られてしまうことになりがちです。
大切なのは、この2つの使い分けだと思います。
自分の努力で変えられるものには、精一杯努力をし続けるけれども、他人の気持ちなど、こちらの努力で変えることに限界があることには「なんとかなる」と考えて、自分ができることに力を集中していくことが重要だと思います。
組織にも多くの課題があり、困難に遭遇します。
個人と同じように、「なんとかなる」と「なんとかする」の使い分けが大事だと思いますが、組織においては「なんとかなる」と思う人が多いのではないかと思います。自分がやれることをやらない口実になってしまっていることすらあるのではないかと思います。
組織の課題を、“組織ごと化”して、メンバー、一人ひとりが“自分ごと化”にしていくためには、組織が意識してそのための取り組みをしていく必要があるのだと思います。
この記事を書いた人
遠藤 直哉
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