日本を元気にする!運動会屋遠藤のつぶやき Vol.176
私は、高校3年間、朝から晩までバスケットボールに明け暮れて、机の前に向かうことが限りなく少なく、高校卒業後は某予備校生になりました。
最初に受けた志望大学模擬試験は、こんな低い偏差値が出るのかという衝撃の記録を出しました。入学するために必要な学力は遥か彼方でしたが、その1年間は必死に努力しました。
そして2月を迎え、試験日が近づいてくると、毎日緊張と興奮で寝れませんでした。緊張しちゃダメだと思えば思うほど、緊張感が増してきます。
そんなとき、予備校の先生が、私たちにこんな言葉をくれました。
「君たち、試験日が近づいて緊張しているでしょう。きっと寝れない人もいるでしょう。でも、そんな緊張している暇があったら、もっと勉強しなさい。そして、試験の当日はガチガチに今までの中でいちばん緊張して臨みなさい。どうしても掴みたい目標があって、そのために死に物狂いで努力をしたのなら、その時に緊張しない方がおかしい。緊張している自分を誇りに思いなさい」と。
なぜか、自分の中で緊張がほぐれました。緊張している自分に焦っていたのだと思います。
緊張は悪いことだけでないと思っています。緊張したときは、「焦っている暇があったらもっと努力する」。
予備校の先生の教えを大切に持ち続けたいと思います。
この記事を書いた人
遠藤 直哉
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