日本を元気にする!運動会屋遠藤のつぶやき Vol.158
社会が大きく変わっていく中で、組織が引き続き必要な存在であり続けることはとても難しいことですが、考え、行動して実現しなければなりません。そのために、社会の変化や顧客の価値観の変化に対応していく必要があります。ただ、この変化に対応することだけに振り回されている組織も少なからずあるように思います。
組織としてどのようにこの大きな変化を乗り越えていくべきなのでしょうか。
1000年生き続けている木の幹や根は、ずっと変わらずしっかりと木を支え続けています。そして、季節の変化に合わせて葉をつけ、花を咲かせ、実を実らせます。木にも変わるものと変わってはいけないものがあり、その両方があって1000年間もあらゆる変化を乗り越える木であり続けられるのです。
このことは、ビジネスにおける組織にも当てはまるところが多いと思います。組織の幹や根に当たるものは、組織のアイデンティティーである“ビジョン”“ミッション”“バリュー”です。ここから自分たちは社会に対して何ができるのかを常に考え、そして、日々の行動を変えていくこと。このことが、組織が必要な存在であり続けるために必要なことなのです。日々変えていく行動が、組織の幹と根に根付いているのかどうか、常に意識していきたいことです。
この記事を書いた人
遠藤 直哉