日本を元気にする!運動会屋遠藤のつぶやき Vol.152
何度も考えて答えが見つからず、また考えて、また答えが見つからない。そしてまた考えて・・・事柄を考え過ぎて、頭と心の中がこの堂々巡りですり減ってしまう。このようなことはありませんか。無意識に堂々巡りのスパイラルに入ってしまうことはよくあるのではないでしょうか。
この原因として、何事も自己完結しようとしてしまうことがあると思います。責任感が強くとても素晴らしいことなのですが、考え過ぎにもつながってしまいます。
自分が考え過ぎてしまうタイプであることを認識して、ある程度考えて答えが見つからない時は、人に相談してみることを心がけていくことが考え過ぎを防ぐことになります。
また、考える期限や時間を決めるということもよいのではないかと思います。
「この1時間は集中して考えて、その後は、今日は考えない。そして、明日の1時間考えることで考える時間は終わりにする」というように決めてしまいます。そうすると、自分のエネルギーを他の大切なことに、より集中させることができます。
そして、とりあえず行動してしまうという手段も考え過ぎを防ぐために私も心掛けています。考え過ぎることは、その前提に挑戦に対する不安があるように思います。その不安を払拭したくて色々と考え続けてしまうことが多い気がします。いくら考えても消えない不安は多くあります。ある程度考えたら、挑戦してみる、行動してみる。
「5秒で考えた打ち手と30分で考えた打ち手は、86%が同じ手である」というファーストチェス理論があります。もちろん、考えることに意味はないということではなく、考えることはそれ自体に大きな意味があります。ただ、速やかに結論をだし行動すれば、チャンスを掴めることが多くなっている今の状況においては、この理論を参考にして行動に打ちしていくことが大切になってきているように思います。
この記事を書いた人
遠藤 直哉