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質問する力

日本を元気にする!運動会屋遠藤のつぶやき Vol.135

組織で物事を進めていくとき、1人でできることは限られており、メンバーで協力して、力を合わせていくことが必要です。自分の役割を担うためにも、組織として成果を出していくためにも“質問する力”は、身につけたい力のひとつです。

質問する力とは「分からないことや曖昧なことについて、問う力」です。

私たちは学校で「分からないことは、質問しなさい」と言われてきました。学校では、質問のほとんどに、回答=正解がありました。回答を知っている人にその回答を聞くことが質問でしたが、社会にでるとそのほとんどのことに1つの正解はありません。社会で質問をするということは、回答を知るためではなく、自分が問題を解決する状態になるためにするものになってくるのだと思います。

質問する力を向上させることのメリットとして、まず「疑問が解消する」ことがあります。自分の知りたいことを的確に質問できるようになれば、知りたいことを知ることができます。そして、「問題解決能力が高まる」ようになります。特に、ビジネスは誰かの問題を解決することなので、的確な質問によって問題の本質を掴めれば、解決に近づくことができます。

質問には2種類あり、相手に向けるものと、自分にする質問があります。

アメリカの心理学の研究によると、人間は1日に6万回考えるそうです。例え、在宅勤務で人と全く話さない日があったとしても、自分とはかなりの回数のコミュニケーションをしています。その中で、自分に数多くの質問をしているのです。

何かことを為す際、相手へ質問する力を高めていくことと合わせて、自分への質問の仕方を意識していくことが必要だと思います。質問するのが上手な人と話すと、とても多くのことを話していることに気づくことがあります。

自分で自分に上手な質問を投げ掛けられるようになると、目標に前向きにいられる時が増えそうですね!

 

この記事を書いた人

遠藤 直哉

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