日本を元気にする!運動会屋遠藤のつぶやき Vol.129
仲間が成功したとき、そのために困難を乗り越えたことや目標達成への努力が報われたことをとてもうれしく思います。
みなさんは、こんな仲間の成功を素直に喜べなかった経験はありませんか?そして、素直に喜べなかった自分が嫌になっていくという悪循環になっていく、私にもそんな経験が何度もあります。
なぜ、自分以外の人の成功を喜べないのか。その時の感情を考えると、ネガティブな感情が複数あったように思いますが、そんな時に共通してあった感情が、自分が幸せでないという感情でした。幸せでない自分と幸せな仲間の成功を比較してしまい、仲間の成功を喜べなかったのだと思います。自分と他人を比較し過ぎても良いことはありません。自分が幸せに感じる目標を明確にして、この自分の目標を成功させることに集中していくことが、大事だと思います。
ローマの哲学者セネカは「自分で自分の事をどう思うか。それは、他人からどう思われるかよりも、はるかに重要である」と述べ、自分と向き合うことの大切さを説いています。
“今の自分”と比較するのは、他人ではなくて、“過去の自分”であるべきだと思います。自分の目標を明確に持って、毎日の努力によって、過去の自分よりも成長を感じることができれば、幸せを感じることができます。そうすれば、仲間の幸せを素直に喜ぶこともできるのだと思います。
仕事において、自分の目的や目標を明確にして、組織のそれと重ね合わせていくことで、幸せを感じることができ、一人ひとりの力が最大限に引き出されて、組織の力も強くなっていきます。
まず、仕事で自分の幸せを感じることができるかを考える場を作りましょう!
この記事を書いた人
遠藤 直哉