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雑談

“考え方のしなやかさ”を失わない

日本を元気にする!運動会屋遠藤のつぶやき Vol.126

いま、何か成果を出そうとするとき、「考え方のしなやかさ」を求められることが多くなっています。人の価値観が多様化して、常に変化し続ける社会にいる私たちは、一つの考えに固まっていてはこの変化に対応することができないのです。

柔らかい発想で多くの考えを受け入れて、その上で、再構築した自分の考えを信じて進んでいく、「考え方のしなやかさ」が大切なのだと思います。メンバーの個性を引き出して力に変えていくことができる組織になるために、特にリーダーにはこの「考え方のしなやかさ」が必要になると思います。

ところが、会議などで「どんどん意見を言ってくれ」と言われたので意見を言うと、それは間違っているとばかりに、自分の主張を繰り返す人が少なくありません。「考え方のしなやかさ」を失っているのです。これを繰り返していては、メンバーの個性を引き出すことは当然できません。

「考え方のしなやかさ」を身につけるための習慣として効果的だと思う方法は、「あえて自分と反対の意見の立場になって考える」ことです。例えば、リモートワーク中心の勤務体系について、自分が賛成の意見の場合にあえて反対の意見を考えてみます。常に反対意見に触れる耐性もできるし、自分は良いと思っていることに反対している人が、どんな理由で反対しているのかに気づくこともできます。

学生の時、ゼミの授業で、自説と反対の立場でディベートを行う授業が多くありました。このディベートを行うと、自分の考え方がただ一つの可能性に過ぎないことに気づき、自分と反対の意見をよく聞く習慣も出来たように思います。そして、その反対意見を参考にして、自説を更によいものにしていく姿勢を学べたように思います。

目指す目的のために、しなやかな考え方をもって行動すれば、きっとゴールに近づいているのだと思います。

 

この記事を書いた人

遠藤 直哉

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