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失敗は道の途中なだけ

日本を元気にする!運動会屋遠藤のつぶやき Vol.122

今、新型コロナウイルスの感染拡大が引き金となって、大きな危機に直面しています。今までも“変わる”ことでその危機を乗り越えてきました。明治維新の実現や戦後からの復興などがあります。ある方向に進むという流れができると 、“変化”することに対して日本人のもつ強い“同調圧力”が影響し始めて、猛スピードで変化します。こうして乗り越えてきました。

ただ、明治維新や戦後からの復興と今世紀のリーマンショックや今回の新型コロナウイルスの感染拡大による危機と大きく違うのは、お手本がないことではないかと思います。明治維新や戦後からの復興の時は、欧州や米国などのお手本があり、そこから学びそれに追いつこうと必死に努力してきました。他方、今世紀の危機には、危機を乗り越えるためのお手本がありません。そのため、自らが、そして自らの組織が、進むべき道は自分で探さなければなりません。お手本がない中その道を探すためには、いくつものことにチャレンジしていくことが必要です。

でも、ここで私たちに立ちはだかるものが、“失敗への恐怖という感情です。うまくいかないことで自分に自信がなくなってしまうとか他人から批判されるというようなことに対する怖れなのだと思います。「失敗は成功のもと」という言葉があります。失敗を乗り越えていくための言葉で、とても大事な考えだと思います。それでも、やはり失敗が怖く、チャレンジに尻込みしてしまうことがあるのではないでしょうか。

そんな時に考えるのは、そもそも“失敗”って何かということです。自分が思っていたような結果が得られなかったから?他人から期待したような評価を得られなかったから?他人に批判されてしまったから?これは、“失敗”ではないのだと思います。まだ、成功していないだけです。自分が望んでいた結果が得られる前に諦めてしまうことだけが、“失敗”なのだと考えるようにします。

“失敗”を乗り越えるという考えだけではなく、そもそも“失敗”とは考えずに、組織のビジョン、自分のビジョンの実現のためにチャレンジしていきましょう!

 

この記事を書いた人

遠藤 直哉

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