不確実な社会では“好奇心”が重要 | オンライン研修、オンラインチームビルディングの組織文化Lab  

オンライン研修、オンラインチームビルディングの組織文化Labオンライン研修、オンラインチームビルディングの組織文化Lab

column組織文化コラム

ホーム組織文化コラム不確実な社会では“好奇心”が重要
ボッチャ

不確実な社会では“好奇心”が重要

日本を元気にする!運動会屋遠藤のつぶやき Vol.107

「これから10年後、20年後の社会で活躍するためにどんなスキルが必要か?」と質問されたらみなさんは、何と答えますか?

この質問に対して“好奇心を利用して知識を得ていくことが重要だ”と答えたのは、ビル・ゲイツです。2019年に母校で講演をした時にこのように答えたそうです。これは、「CQ(curiosity quotient)」つまり「好奇心指数」であると表現されることがあります。

人に関する指数としてよく知られているものとして「IQ(知能指数)」があります。IQを図るテストを受けたことがある方も多いのではないでしょうか。情報を処理する力や答えに辿り着ける力が高いほど知能指数は高くなります。

更に、私たちが良い人生を送るために必要であると言われるものに「EQ(感情指数)」があります。IQに対して「心の知能指数」と表現されます。「EQ」とは、自分と相手の感情を把握し、状況に応じて自分の感情をコントロールできる能力であると言われます。EQがあってこそIQを活かすことができ、良い人生が送れると言われています。

新型コロナウイルス感染拡大の終息が見えず、不確実性が更に高まっている社会で、どんな知識が、どんなアイデアや解決方法につながるかは全く分からなくなっています。このような状況で、「IQ」「EQ」の2つの指数に加えて、「CQ(好奇心指数)」が重要になってきているのだと思います。

このCQは、将来を担う子どもたちに期待されているだけでなく、我々、社会人にも必要とされているはずです。この「CQ」を高める方法として、“質問をしながら他人の話を聞くということ”は、今すぐできることではないかと思います。特に、リーダーのポジションにいる方は、話し手になるシチュエーションが多くありますが、聞き手に回ることで意外な情報を得ることができたり、ひらめきがあるかもしれません。相手に好奇心を持って、質問することを心がけていきたいですね。

自分の決まったルーティンを変えてみたり、コンフォートゾーン(快適な領域)をあえて抜け出してみることが、「CQ」を向上させるきっかけになるのだと思います。

今日も新しい何かを見つけましょう!

 

この記事を書いた人

遠藤 直哉

今すぐ、
組織文化を見直そう。