日本を元気にする!運動会屋遠藤のつぶやき Vol.54
社会の大きな変化の中で、組織が変わろうとするとき、何をどのように変えるのか?
「多くの日本企業に求められているのは、改善ではなく、改革である」とコンビニエンスストアのカリスマと呼ばれた経営者がかつてこのように述べました。
改善と改革の違いは何でしょうか。
「改善」は、現状肯定の観点から改良することであり、「改革」は、現状否定の観点から新しい姿にすると定義づけられます。
大きな変化の中で、企業もこれまでの過去の成功体験や社内慣習などは捨てて、全く白紙の状態から新しい仕事を生み出していく、「改革」が必要だと思います。
しかし、ここで気をつけるべきことは、「本質」を見失わないようにすることです。組織は荒波を前にしたとき、「改革」という名のもとに、組織の大事な本質を見失ってしまうことが多くあります。本質に立ち返り、変えるべきことは変え、変えるべきではないことは変えない、ということが大切です。
組織にとっての“本質”すなわち“ビジョン”“ミッション”“バリュー”に立ち戻り、もし、この本質を変えようということになれば、しっかりと考え抜いて共有し、この本質に基づいた道を探り、進んでいきましょう!
この記事を書いた人
遠藤 直哉