日本を元気にする!運動会屋遠藤のつぶやき Vol.191
私は、高校3年が終わろうする2月に大学受験をしましたが、志望する大学から快く迎え入れていただけず、高校を卒業後1年間の集中勉強期間に突入することになりました。要するに「浪人」です。予備校の先生は「浪人」と書いて、「なみのひと」と読むんだから、気にするなと笑わせてくれました。
私が浪人して最初に受験した全国模試。その時の偏差値は、こんな偏差値が出るのかというぐらいの“低い”偏差値でした。志望大学の合格圏内偏差値とは40以上離れていました。自分の成績にあっけにとられてしまうほどの衝撃でした。ここから1年間で偏差値を40以上上げて、志望校に合格しました。この1年間での様々な経験はとても貴重で、私の大きな財産です。
その時に学んだことの一つに、「自分がコントロールできないことは、考えない」ということがあります。
例えば、他の受験生のことがとにかく気になります。「何時間勉強しているのだろう?」「参考書は何を使っているのだろう?」挙句の果てには、「どこの神社に合格祈願に行ったのか」まで!
また、「成績が下がったらどうしよう」「不合格になったらみんなになんて言われるか」などあげればきりがないほどです。
受験生の気持ちは常にダークグレーの曇り空です。だから、とにかく不安になります。
でも、やるべきことは自分が勉強して、成績をあげることそれだけです。他人はどうでもいいし、他人のことはいくら考えても完全に分かることはできないし、コントロールもできないのです。考えても考えても不安が消えないことを考え続けるより、自分がコントロールできる単語1つを覚えた方が合格に近づきますよね。
これは、受験だけではなく、社会に出ても変わらないことだと感じます。
自分がコントロールできること、自分のことに意識を集中することが大事です。
「不安でも大丈夫。あなただけはあなたを裏切らない!」
この記事を書いた人
遠藤 直哉
無料セミナーを開催
このコラム筆者、遠藤が講師を務めるオンラインセミナーを開催します。
●つまり、SDGsってどういうことなの?
実施日:2021年2月17日(水)
時間:14時~15時30分
講師:遠藤直哉
※セミナーの開催媒体はZoomになります。