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組織の意思決定とメンバーの自由

日本を元気にする!運動会屋遠藤のつぶやき Vol.188

新型コロナウイルスの感染拡大をいかに防いでいくかについて、社会の一員としての組織の取り組み方は、いま大きく差異が生じています。

組織として、個人の判断に任せるという決定をしている組織もあれば、徹底的に感染を防止するために自らの組織のメンバーにもそれを徹底し、そのために必要なことを組織として最大限支援をするという組織もあります。

これら組織から、みなさんはどんなメッセージを受け取りますか?

組織のビジョンの実現に向けて、自ら立てた規範に従って自ら行動する主体的な組織が“自律型組織”です。この自律型組織は、1から10まで誰かから指示があり、それに従うといった組織ではありません。メンバーが主体的に行動するので、その意味で「自由」があるともいえる組織です。

以前にも増して、未来の答えが見つけづらい時代に求められる組織の形だと思います。

ここで大切なのは、メンバーのいわゆる「自由」に任せるべきことと、組織として意思決定をし、メンバーがそれに従って団結して行動するべきことを混同しないことだと思います。

メンバーの自由に任せるということは、メンバー個人の様々な行動に対して、組織として連帯して社会に責任を負うということです。

会社であれば、ビジネスの世界において組織としての評価を受け続けます。会社のメンバー個人の行動が、組織としての評価になりうるのです。

組織は社会に認められ続けることで、社会に存在し続けることができるということを、このような危機の時こそ、強く認識していきたいですね。

 

この記事を書いた人

遠藤 直哉

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