日本を元気にする!運動会屋遠藤のつぶやき Vol.38
この2~3ヶ月という短期間に、働き方や生活の仕方が大きく変わりました。
人の心にとって、この「変化」というもの自体が大きなストレスになっています。心はストレスを感じると初めは対処しようとしますが、頑張っているうちに疲れ果ててしまうそうです。いま、多くの人がストレスを感じ、心に負担がかかりやすい状況にあるそうです。
テレワークという働き方が広まりましたが、早く以前のように出社したいと思っている人がいる一方で、日本生産性本部の調査によると、コロナ禍後もテレワークを継続したい人が6割以上にものぼるそうです。テレワークの方が働きやすいと思っている人にとっては、以前の働き方に戻ることは「変化」であり、心に大きな負担を感じているのだということを理解する必要がありそうです。働き方や生活の仕方が、コロナ禍で強制的に大きく変化したことで、以前は気づいていなかったことに気づいた人が多くいるのです。
このような時、働き方だけでなく自分の心の中にあるものをメンバーで「共有」する場を持ち、各自が組織のビジョンに向かってどのように貢献していくのかをここでもう一度考えることが、新常態で組織が成長するために欠かせないプロセスだと思います。
この記事を書いた人
遠藤 直哉